どこよりもWiFiはおすすめ?料金や評判、注意点まで分かりやすく解説

どこよりもWiFI公式画像ポケットWiFi

2019年に登場し一気に利用者数を増やした「どんなときもWiFi」。

それ以降似たようなレンタルWi-Fiサービスがいくつも登場してきました。

ただどれもこれも似たり寄ったりで大きな差はなく、選びにくかったりします(汗)

そしてまた新しいサービス「どこよりもWIFI」が登場。

「ど」で始まるネーミングもあって被ってるように感じますが、こちらは後発ですし、「どこよりも」とあるだけに「どんなときもWiFi」より優れているサービスになっているはず。

そんな「どこよりもWIFI」ですが、果たしておすすめできる良サービスなのでしょうか。

料金や端末、対応エリア、評判や注意点まで詳しく解説しています。

※記載の金額は全て税込みです。

どこよりもWiFiってどんなサービス?

ひとことで表現するなら、従量定額制の料金プランで、無駄のなくデータ消費ができる、ということを売りにしてるサービスですね。

詳しく見ていきましょう。

どこよりもWiFiの料金は安い?

料金体系を簡単に表にしてみました。↓

従量制プラン~5GB5GB~20GB20GB~50GB50GB以上無制限※
容量/月5GB20GB50GB100GB
料金900円1,900円2,900円3,400円
契約期間2年
解約手数料10,450円
DL速度(実測)32.52Mbps
UL速度(実測)18.47Mbps
通信キャリアNTTドコモ(プラチナバンドである800MHz帯は利用不可
備考1日4G以上の利用で速度制限

表記されている”実測”は、みんなのネット回線速度(https://minsoku.net/)の平均値を参考にしています。(2022年5月10日時点)

表の料金は、2年縛りの契約をした時の料金です。
縛りのない契約もできますが、その際は上記の金額に+500円される、と考えておけばOKです。

表を見ると、プランが複数存在するようにも見えますが、違います。

どこよりもWiFiは基本的にワンプランです。(契約期間のあり・なしは別として)

月のデータ消費量が5G未満であれば900円ですし、50Gを超えていると3400円、といった具合になります。

気になるのはこれが安いのかどうか、ですよね?

結論としては非常に安いサービスと言えるのですが、分かりやすくするために以下、それぞれの容量帯で最安級のサービスと比較してみました。

どこよりもWiFiは安い? 他サービスと比較してみました。

・~5GB:

どこよりもWiFi一択です。

・5GB~20GB:

比較対象になりそうなのはMONSTER MOBILEです。

どこよりもWiFi→1900円
MONSTER MOBILE→2090円

20GB以下であれば、他のサービスよりもどこよりもWiFiの方が安いですね。

どこよりもWiFiの申込はコチラ

・20GB~50GB:

こちらも比較対象になりそうなのはMONSTER MOBILEです。

どこよりもWiFi→2900円
MONSTER MOBILE→2640円

MONSTER MOBILEの方が安いです。

20GBを超えそうな人はMONSTER MOBILEの方がおすすめと言えます。

このあたりが、どこよりもWiFiがオススメな人とそうでない人で分かれるポイントになりそうです。

MONSTER MOBILEの申込はコチラ

・50GB以上~

100GBプラン最安級のAiR-WiFiと比較ができます。

どこよりもWiFi→3400円
AiR-WiFi→3278円

AiR-WiFiの方が安いですね。51GBを超えてくるのであればAiR-WiFiの方がおすすめです。

さらに、後程詳しく解説しますが、どこよりもWiFiは1日4G制限があります。上記の表では無制限に見えますが、実際には1日4GB、つまり1月最大124GBです。

AiR-WiFiの申込はコチラ

結論

比較を見てみると分かる通り、月20GB以下の利用で問題なければどこよりもWiFi、それ以上なら他のサービスの方が安くなります。

ただし、従量定額制なので、たまに20GBを超えることがあっても、基本的には20GB以内に収まる事が多い、という方にはどこよりもWiFiはおすすめできるサービスと言えます。

月額料金以外に必要な定額費用は?

契約事務手数料が3300円が必要です。

他の多くのサービス同様、端末代や送料なども掛かりません。

解約違約金・その他費用は?

解約違約金

24ヵ月以内の解約で10450円の違約金が発生します。

期間・料金共に可もなく不可もなく、といったところですね。

他のサービスもそこまで違いはありません。

端末損害金

19800円がかかります。10000円~15000円程度が相場なのでちょっと高めですね。

オプション料金(月額)

  • 機器保証サービス・・・440円

破損・水濡れなどに対する補償ですね。盗難・紛失・経年劣化は対象外なので注意が必要です。

料金的には相場と同額程度です。

どこよりもWIFIで借りられる端末は?

FS030W-画像

レンタルできる端末は「FS030W」です。

2016年にリリースされ、多くのモバイルWi-Fiサービスで利用されてきた機種ですね。

悪く言えば、今はもう旧式と言える機種ですが、良く言えば、ロングセラーな機種、といったところでしょうか。

最大速度は?

下り150Mbps、上り50Mbpsです。

下り1000Mbps前後の端末を扱うWiMAX(au)、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルのモバイルルーターに比べるとかなり劣りますが、どんなにスペックの高い端末だったとしても実測値は10分の1も出ないことがほとんどです。

前述の表に記載してある程度の速度が出るのであれば十分実用に足りますね。

バッテリー持ちはどんな感じ?

3,060mAhバッテリーを搭載しています。

公表されているスペックとしては、最大20時間の連続通信が可能ということです。

実際にはこれよりも短いケースが多いのですが、とはいえ十分な持ち時間と言えます。

端末スペック情報

  • サイズ 74mm×74㎜×17.3㎜
  • 重さ 約128g
  • 物理SIM

物理SIMなので、SIMカードを差す必要があります。どこよりもWiFiは「NTTドコモのSIM」であることを公開していますね。

注意すべきなのは、なぜかどこよりもWiFiはでは、ドコモのプラチナバンドである800MHz帯に接続できない、という記載があることです。

プラチナバンドは、障害物に強く、安定した接続ができる帯域なので、この帯域に接続できない、というのは大きなデメリットになり得ます。

FS030W自体はドコモの800MHz帯に対応しているため、どこよりもWiFiがSIM側で何か制御を掛けているのか…

ちょっと残念な仕様になっています。

使えるエリアは?

どこよりもWIFIの対応エリア

端末の欄ですでに書きましたが、どこよりもWiFiはドコモのネットワークに対応しています。

というわけで、ドコモの提供エリアについて、リンクを貼っておきます。

NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/area/

どこよりもWIFIの評判を調べてみた

どこよりもWiFiの口コミはこちら↓

どこよりもWiFiの口コミは、大きく分けて以下の二つでした(Twitter調べ)

・遅い、繋がらない

・広告

共に、どのサービスにも一定数ある口コミですが、逆に”それしかない”くらいだったのが気になりましたね。

口コミを参考にしすぎるのも良くはないですが、ちょっと心配になる結果でした。

どこよりもWiFiのデメリット・注意点は?

さて、最後はどこよりもWiFiの注意点です。

料金が安く、従量制で無駄のないデータ利用が可能などこよりもWiFi。

そんなどこよりもWiFiにも、やっぱりデメリットがあります。

ここでは3つを紹介しますが、特に1つ非常に気を付けるべき事なので、どこよりもWiFiの契約を考えている方は必ず確認してくださいね。

どこよりもWiFiの3つの注意点

・支払い方法がクレジットカード払いのみ…

どこよりもWiFiの支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替を希望する方は問答無用で対象外になりますので注意しましょう。

・1日4GBの制限がある…

すでに軽く触れましたが、これが重要なデメリットになります。

まず、どこよりもWiFiは月50GB以上はずっと3,400円であり、容量無制限を売りにしています。

ですが、実体は違います。

下記画像をご覧ください。

どこよりもWiFi-料金画像-注意点つき

※どこよりもWiFi公式HPより抜粋

下の方に「混雑回避のため、1日4GBを超過した際は翌日0時まで通信速度制限となる場合がございます。」とあります。書いてある以上は、速度制限が掛かるものと考えておいた方がいいでしょう。

そして1日4GBで速度制限が掛かる以上、料金プランの考え方が大きく変わります。

つまり…

×「容量定額制で、容量無制限で使えるWiFi」
〇「料金が変動する実質1日4GBプランで月に最大124GB使えるWiFi」

こんな感じです。

重要なのは、1日〇〇制限のプランは非常に使いづらい、ということにあります。

例えば、平日はほとんどデータは使わないのみ、土日に動画をめっちゃ見ようと思ったら速度制限に掛かった…

とか、

1日の容量が足りなくてiosのアップデートが終わらない、終わったと思ったら速度制限が掛かった… 等

これは非常に大きいデメリットになりうるので、こういった事を理解した上で申込を検討しましょう。

・800MHz帯に接続できない

端末説明の部分で既に記載しましたが、どこよりもWiFiのサイトには下記の通りドコモの800MHz帯に接続できないという注意書きがあります。

どこよりもWiFi帯域注釈

800MHz帯はプラチナバンドと呼ばれており、非常に重要な帯域です。

この帯域に接続できないという事実は、速度や安定性に大きな影響が出る可能性があります。

通信品質という点では大きな懸念点となるので、予め注意が必要です。

詳細はこちら
どこよりもWiFi 公式

 

ポケットWiFiには数多くの種類があります。

もちろん、どこよりもWiFiとは異なり、1日の制限がないサービスも多々ありますので、そういったサービスを一通り見てみてから判断するのもおすすめですよ。

おすすめのポケットWiFi一覧(ポケットWiFiの選び方について解説付き)はこちら

ポケットWiFiのおすすめ総合ランキング

まとめ

どこよりもWiFiについて解説してきましたが、いかがでしょうか。

最後に要点を簡単にまとめましたので、検討中の方は是非、参考にしてくださいね。

Q.どこよりもWiFiってどんなサービス?

A.料金の安い、従量定額制のポケットWi-Fiレンタルサービスです。

Q.どこよりもWiFiの良いところは?

A.20GB以下の低容量なら最安級。また、従量制だから無駄なくデータが使える点です。

Q,どこよりもWiFiの悪いところは?

A.1日4GBの制限があるため、休日に結構なデータ消費をする、という使い方には向きません。また、アプリやOSのバージョンアップなどがあると、その日は全く使えなくなる可能性もあります。